今、多くの企業が海外進出に興味を持っています。元気で勢いのある会社だけでなく、日本国内だけでは十分な成長が望めない中小零細企業の海外進出は今後さらに加速することは間違いありません。特に2012年頃からは小資本企業の海外進出のご相談が急激に増えてきました。
弊社では、財務における4つの着眼点と実際のコンサルティングフローにより、進出前段階において、現在の財務状況と海外進出に耐えうる状況とのギャップを認識し、海外進出における対応の幅を広げることを目指しています。また進出後、本社にて海外子会社を管理支援するための具体的な仕組みを提供することにより、経営トップの判断に役立つ現地情報とグループ会社全体に与える影響度を把握できる環境を構築いたします。
中小零細企業が海外進出を目指すとき、すでに何らかの必要性により進出先が決まっているケースが多くあります。そのような場合、進出するための具体的なプロセスを支援してくれるコンサルティング会社を探すことからスタートします。そのようなコンサルティング会社は現地にて会社を設立し経営できるための実務的な支援をすることが主な目的であり、会社が海外進出することによるリスクを回避するものではありません。大企業と異なり中小零細企業は経営資源に限りがあります。したがって大企業が海外進出する場合とは戦い方が異なります。自分の会社が自分で守らなければなりません。
弊社では、海外進出における事業計画の実現可能性を判断するだけでなく、日本の会社(親会社)と現地の会社(子会社)を含めた連結会計発想によるグループ全体像の変化を把握することを重要視しています。海外進出前段階から情報統合サイクルを社内に構築することにより、海外進出に間接的に関わる人材を意識的に増やし、組織としての対応力を強化していきます。海外では想定外のことが発生します。小資本である中小零細企業だからこそ、進出後のリスクに対する認識と対応の幅を確保する必要があるのではないでしょうか。中小零細企業としては海外進出成功の可能性を高めるためにぜひ弊社のノウハウを活用してはいかがでしょうか?